ハッタリの流儀[レビュー]

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こんにちは。メンディーです。

今年も残すとこあと1日となりました。それにしても寒いですね。

 

9月28日の手術以降の3ヶ月間、体力的な問題もあり移動の少ない自己完結できる文化的な活動をしてきました。読書やnetflixの抽象化作業、プログラミング(html,css,javascript)、デザインなど今まで興味のなかった分野も少しずつ学んだりしています。それにしても今の時代めちゃくちゃコスパ良いですよね。新しい知識を入れルためのほぼ無料コンテンツが溢れている。読書はKindle unlimited、動画はNetflix、プログラミングはProgate、Youtubeでもたくさん知識を得ることができますよね。ありがたいです。

 

今回は昨日読んだホリエモンこと堀江貴文さんの「ハッタリの流儀」がめちゃくちゃ面白かったので簡単にレビューしようと思います。

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とにかくハッタリをかましまくれ

主な内容はとにかくハッタリをかましまくれです。単純にハッタリばかりかますのはよくないと思いますよね。僕も最初は何を言っているのかさっぱかわかりませんでした。しかし、ここでのハッタリは誰もが驚くような大きい夢やストーリーのことです。

 

例えばワンピースの「オレは海賊王になる」です。普通に考えれば、変な身を食べて体が伸びるようになっただけで海賊王をめざすのはどうかしてます。現実的ではありません。しかし、僕たちはこのような「こいつ何言ってるの?」にめちゃくちゃ反応してしまうのです。そして、いつの間にか応援したくなってしまうのです。

 

ではなぜハッタリをかますことが良いのか??理由は主に2つあります。

 

1他と差別化する  

ハッタリをかます理由の1つ目は他と差別化するためです。なぜ差別化する必要があるでしょうか?それは、今の時代テクノロジーが発展したことにより同じような物で溢れかえっているから。例えば、コーヒーショップならスタバ、タリーズドトール、正直どれもあまり変わらないですよね。また、インスタの芸能人を真似したようなファッションや化粧などがすぐにトレンドになります。つまり、全ての物・人が徐々に均一化されてしまうので、差別化しないと存在価値がなくなってしまうのです。

 

そこであえてハッタリをぶちかます。「俺は世界一の〜になる」「〜で優勝する」など、現実的にありえないことをかましまくる。そうすると周りがなんだなんだと注目し始める。そう、これが他の商品、人間にはないストーリーを売る行為なのです。このビッグストーリーを笑う人も応援してくれる人も出てくる。ハッタリを笑う人は無視して応援してくれる人を自分のファンにしていく。インターネットが発達している現代、ファンがファンを呼び、人・物・金が一気に集まるようになるのです。

 

2自分に強制力を働かせる

ハッタリをかます理由の2つ目は自分に強制力を働かせるためです。普通に考えてハッタリをかましただけではただの嘘つきになってしまいますよね。ファンが応援してくれているにも関わらず失敗することはできない。だからこそ、ハッタリをかましたらそのハッタリを実現するためにガムシャラに努力しなくてはいけません。自分の尻を自分で叩いてとにかく前に進むような感じです。こうすることで、いつも以上の努力量が必要となり最終的にハッタリを達成することができる+自分のスキルも格段に上がっている状態になるのです。

 

ハッタリの流儀を読んでみて

確かに言われてみれば、応援したくなる人でハッタリをぶちかましてる人は多いなと思いました。例えば、本田圭佑選手。「W杯優勝します」なんて、客観的にみたら現実的じゃないですよね。でも、当時の僕は「ワンチャン、あんだけ努力してる本田選手ならやってくれるかも」みたいなマインドになっていたと思うんです。気づかないうちにファンになっていたんですよね。

 

ハッタリの本質的な部分は、昔からよく言われるような1ビジネスは共感、だと思います。では、なぜ堀江さんが今更この本を出したのか。それはテクノロジーがダイナミックに世界を変えて、以前の普通が普通じゃなくなってしまうから。今までの普通の共感は均一化されてしまう。だからこそ、より大きなインパクトのあるハッタリを念押ししているのだと思いました。

 

 

 

本もそれほど長くないので数時間で読めちゃいますし、Kindle unlimitedにもありますので興味がある方は是非読んでみてください。

 

では、良いハッタリライフを。